ヤマモトヤのトイレ
緑地が広がり、遠くに山並みを望む敷地に計画した、トイレ兼カフェです。施主からは「お金を払ってでも入りたい特別なトイレを」という要望がありました。そこで、風景に対して橋を架けるようなボリュームを持つ建築を構想し、その上部にトイレを配置しました。内部からは、美しい山々の風景を独占するように切り取ることで、トイレという日常的な行為そのものを、特別な風景体験へと昇華させています。橋の下部にはカフェを併設し、訪れた人々が風景を共有しながら滞在できる場としました。日常的な機能と風景体験を重ね合わせることで、訪れること自体が目的となる建築を目指しています。



